「月刊先端教育」2021年3月号を発売 未来を拓く探究能力の開発 教育・指導・現場の変革

 学校を卒業し、社会に出れば、答えのない問題に溢れています。一方で、従来の学校でのテストや入学試験では、正解を答えさせる問題が中心でした。自ずと学校教育も正解を答えさせる教育になり、これらは小中高だけでなく大学でもその傾向はあります。また、社会に出てからも多くの組織で、過去の成功体験や慣習、決まった方法論から抜け出せずに停滞し、結果として日本経済の長期に渡る停滞を招いた原因にもなったと考えられます。
 大特集の「探究教育」は、まさにこの停滞を打破することにつながるものです。「探究教育」は、学校教育の中で今、急速に取り入れられ進化をしている最中ですが、実は成人教育、社会人にとっても「探究」は、著しく不足しています。本特集では「探究教育」の新たな取り組み事例に迫ります。
 また、2020年12月に大学ファンド創設における予算案の閣議決定について、世界レベルの研究基盤構築に向けた大学ファンド創設の狙いを取材しました。

「月刊先端教育」2021年3月号
https://www.sentankyo.jp/archives/202103