「月刊先端教育」2021年5月号発売 先進企業に学ぶ新人採用・育成の新体系

 本号は、新人採用・育成の新体系について特集。新人教育の取材を通じ、コロナ禍によるオンライン研修が進むだけでなく、多様性や組織文化の重視が特に際立っていました。新卒にとっては、オンラインでの研修や業務から社会人生活がスタートした方も多いと思いますが、そのような中で毎年繰り返し行われてきた新人教育について見直されたことは、大きな変化です。今までの教育方法が、目的に照らし合わせて、果たして効果的で適切だったのか?さらに効果的な教育方法や、人材が育つようにするにはどのような育成方針をとり具体的に進めるべきなのか、見直しを進める企業、団体、教育機関にとって参考になれば幸いです。
 地域特集は、沖縄県を特集。地理的な特徴を生かしたアジア・太平洋地域の教育研究拠点づくりをはじめ、島の制約条件があるからこそICTを活用した越境交流を早くから進めていること、また、ゆいまーる精神に基づく学校と住民や企業などとの地域連携、県内で盛んな観光産業や情報通信産業と連携した産業人材の育成は非常にユニークです。
 シリーズ・実務家教員への招待では、キャリアパスについて特集。実務家教員には多様なキャリアパスがありますが、これから教員になろうとする実務家にとって大学(理論)と企業(実践)を往還して、いかに新たな知識を生み出していくかはキャリアを築く際の重要なテーマと捉え、取材しました。

「月刊先端教育」2021年5月号
https://www.sentankyo.jp/archives/202105